小金井市学童保育連絡協議会との懇談会に参加しました

 

 学童保育連絡協議会とは?

 小金井市学童保育連絡協議会(学保連)は市内9学童保育所の父母会の連絡組織です。

 

 

 私も、4人の子のうち2人がたまむし学童保育所に通っていて、学保連の代表者(各学童の父母会から代表としてこの会議に参加する人)を務めていました。2年間は、市との運営協議会(小金井市学童保育運営協議会)の委員も務めていました。

 

 

 市議会議員との懇談会

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学保連と市議会議員の懇談会は年に一回行われていて、学保連から市に対しての要望を共有したり、普段の学童の様子を聞いたり、意見交換する場として、大変貴重な場になっています。今年度は、1/31金曜日19:30〜、萌え木ホールでした。

 

 

 学童からの要望等

以下、水谷のメモですので、ヌケモレやニュアンスの違いがあるかもしれませんので、ご了承ください。
◆9月に市に対して要望書を提出したので、共有する。(資料参照)購入希望よりも修繕費が多い。
◆大規模化への対応をしてほしい。
◆指導員の処遇改善を。
◆下の子が生まれた場合、育児休業中は一時退所することを検討してほしい、と市から申し入れられている。コロナ禍では、一時休所という対応ができたので、その方法が取れないか、という意見を出しているが、市からは「それはコロナ禍での特別対応として行っていたものであり、現時点では根拠となる条例がないからできない」という答えだった。
◆夏休み等は、学童以外の居場所を作る、という提案(意向調査)もあったが、安定して通える場を求めている。
◆市は、全入(入所要件を満たし、申込期限内に手続した人は、全員受け入れる)をやめたいと考えているのではないか。
◆民間委託の学童では、非常勤の職員(指導員)が日々変わるような状態も。子どもの名前を覚える前にいなくなっていることも。
◆みどり第3学童は、昨年、1カ月で8か所で保育があった。子どもは混乱する。学童は、放課後の生活の場であり、安定した場所が良い。
◆根本的な対策とは何なのか。
◆たまむしは、来年度225人超え。学校内に学童保育所を作ることになぜそんなに抵抗があるのか。大熊教育長は、「東小の新校舎には、給湯室は作っているんだ」と言うが、実際には学童として使えない状況。
◆あかねは、B館ができたことは良かった。しかし、ヒガコの北口にもタワマンができる予定で、また入所希望者が増えるのではないか。
◆「学校の学級数は、ふたを開けてみるまでわからない」「保育園利用者は地域もバラバラで、学童保育の入所人数と紐づけられない」と言われるが、何とかならないのか。
◆市は、正規職員ではなく補助員を増やしていこうとしている。たまむし、さくらなみ、たけとんぼ、みなみで、今年度7人採用された。(昨年実績は1人)

◆ほんちょう学童は学校と離れているため、校庭で遊べない。第2学童は児童館を使っているが、児童館でイベントがあるときには、使えない。隣にある公園ではボール遊びできないなど制約が多い。

◆本町小の水泳指導は、昨年、実証授業があったが、今後どうなるのか?学校のプールがいらなくなるなら、そこに学童を建てられるのでは?

◆さくらなみは、一番人数が多い。スペースが狭く、建物も古い。

◆さわらびは第3学童ができる。
定員は1階60名、2階30名だが、そこに約130人いる。狭い。畳がボロボロ。保護者としては、「預ける場所があるからいいや」ではなく、「子どもたちに元気で健やかに過ごしてほしい」

◆ 第3学童は、保育の場所が別になる。
床にマットを引いてやるなど、指導員の負担が増えるのでは。
◆たけとんぼは、90人の定員に135人。4月から入居が始まる大規模住宅もあるので、さらに人数が増えるのでは。敷地内のさくらを、倒木する前に切り倒したいが予算がない。毛虫の駆除にも費用がかかる。
◆上の子の時は、自分も指導員と話す機会があったが、今はない。子どもの話では、「学童の中でわちゃわちゃしている。指導員が話を聞いてくれない」。まだ教室を使っていない学校では、教室を使ってほしい。

◆まえはらは、4月から運営会社が変わる。

わらしこの会→株式会社日本保育サービス。株式会社は小金井市では初めてではないか。
◆夏になると、熱中症警戒アラートが出て、外で遊べないような中、第3学童では、プレハブ的な教室を利用しており暑い。

◆みなみは他と比較すると人数が少ない。

議員から

○実態と定員が乖離しており、条例改正が必要ではないかと思っている。
○学童って狭い?

→子どもに聞いても、子どもは与えられた環境しか知らないし、そこで過ごすしかない。

○育休中の件、市とはどういう話?
→学保連としては、

 ・退所ではなく休所にしてほしい、
 ・育児休業中の退所に同意できる場合はよいが、同意しない場合の強制はやめて
 ・承諾しない場合は、利用させて
 ・児童本人にも確認して

と伝えている。
○緑中にできた第三学童はどうか
→掲示物は可能、毎日使えるのは評価。放課後カフェをやっていた場所で、専用ではないが広さもある。

…ここまででバッテリー切れでした(涙)

貴重な場を設定いただき、ありがとうございました。

この後の「本会議」にも参加させていただきました。開催時期がもう少し早くなると、議員からも予算要望しやすいのですが、学保連役員が決まるのが5月、その後はお祭りやキャンプ、運動回もあり、どうしてもこの時期になるとのことなので、来年からは、要望書を市に提出した段階で、早めに議員にも共有していただくようにお願いしました。

次年度の事務局に伝えていただけるとのこと、よろしくお願いします。

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