小金井市の福祉NPO 法人のこれから〜重層的支援、他機関協働って何?〜
2025年1月22日19:00〜21:00
マロンホールで行われた講演会に参加しました。
参加者が35人くらい、スタッフも入れると40人以上のたくさんの人でした。
内容
①白井市長の講演「福祉NPOに期待すること」
②小金井市地域福祉課による「重層的支援体制整備事業について〜「地域共生社会」の実現を目指して
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③グループでの意見交換
でした。
私が市民の方からご相談をいただくケースの中には、相談者ご本人(例えば母親)だけではなく、家族(例えば子ども)も課題を抱えておられるケースも多いです。でも、行政の支援メニューは縦割りで、ご本人に対してのサポートはできても、お子さんへのサポートができなかったり、その逆もあったりします。そうした行政の垣根を越えて、支援をコーディネートできるようになる、というのが重層的支援に期待されている役割です。
この事業は、令和7年度からスタートする予定で、これから議会で審議する来年度予算案の中に含まれています。詳しい説明などは受けていないので、概要を知りたくて講演会に参加しました。
現在、事業計画についてパブリックコメント実施中です。令和7年1月15日〜2月14日まで。詳しくは、市の公式Webサイトをご覧ください。
グループでの意見交換では、
「実際に相談事業をやっていて、他職種との連携をしている。しかし、サービスは縦割りで、該当する事業以外のところはボランティアでやっているような状況。ここにしっかり報酬がつくようになるなら嬉しい」との声がありました。
他のグループからは、「どこも人材不足だ。市も協力して。」「計画を絵に描いた餅にしないで。」等、厳しいご意見も出ていました。
市議会議員は現在、任期の最終段階で、委員会では調査のまとめをする時期です。この事業の内容もしっかり勉強して、より良いものにしなくてはなりません。予算特別委員会で質疑したいことをまとめておきたいと思います。
現場で汗をかいていただいている皆さんと、直接お話できる良い機会でした。白井市長も、「とても良い機会。次からも呼んでください」と言っていました。
企画・運営してくださった皆さま、ありがとうございました。